
タッパーにカレーとかトマトソースを入れると
色移りして取れなくなっちゃう…
どうしたらいいの?

タッパーの色移りってなかなか落ちないですよね…
今回は、色移りを落とす方法や色移りの予防方法、
根本的な解決方法などをご紹介していきますね♪

タッパーの色移りでこんなお悩みありませんか?
カレーを保存したタッパーが黄色く染まって、どんなに洗っても色が落ちない…
トマトソースやケチャップで赤く染まったタッパーを見るたびに憂鬱になる…
この気持ち、とってもよくわかります!
我が家でも、前にカレーをタッパーに入れて色が落ちなくなってしまったときは、そのタッパーをカレー専用のタッパーにしていたくらいです。
本当に、全然色が落ちなくて大変なんですよね…
私と同じように、以下のような状況でお困りの方が多いんじゃないかと思います。
- カレーやトマトソースで黄色やオレンジ色に染まってしまった
- にんじんやキムチの色が移って取れない
- 時間が経った古い色移りも諦めたくない
- 見た目が悪くて来客時に使えない
実は、タッパーの色移りは身近にあるものを使って簡単に落とすことができます。
今回は、即効性のある方法から根本的な解決策まで、詳しくご紹介していきますね。
そもそもタッパーに色移りする原因は?
タッパーの色移りが起こる理由は、プラスチック素材の特性にあります。
プラスチックは表面に細かい凹凸があり、食材に含まれる色素がこの凹凸に入り込んで定着してしまうんです。
また、プラスチックは親油性といって、油汚れが付きやすい性質があります。
そのため、油分の多い食品や、油に溶けやすい性質がある物質が色移りしやすいです。
特に以下の食材は色移りしやすいので注意が必要になってきます。
タッパーに色移りしやすい食品①:カレー(ターメリック)

カレーに含まれるターメリック(ウコン)は、クルクミンという黄色い色素を含んでいます。
このクルクミンは油に溶けやすく、プラスチックにも浸透しやすい性質があります。
このような性質があるので、カレーはタッパーに色移りしてしまいやすいです。
タッパーに色移りしやすい食品②:トマトソース・ケチャップ(リコピン)
トマトの赤い色素であるリコピンも、油に溶けやすい性質を持っています。
そのため、カレーと同じようにプラスチック容器に染み込みやすいです。
また、ミートソースなどのような食品の場合、油分も多く含まれているので、タッパーに色移りしてしまいやすいです。
タッパーに色移りしやすい食品③:にんじん(カロテン)
にんじんに含まれるβ-カロテンも、オレンジ色の油に溶けやすい色素です。
特に加熱調理した後は、より色移りしやすくなります。
カレーの具材として人参を入れることも多いと思いますが、これも色移りしやすい要因の1つと考えられます。
タッパーに色移りしやすい食品④:キムチ(唐辛子色素)
キムチに使われる唐辛子の赤い色素「カプサイシン」も、プラスチックに付着しやすい性質を持っています。
これらの色素は時間の経過とともにプラスチックの奥深くまで浸透し、通常の食器用洗剤では落とせなくなってしまいます。
それでは、これらの食品からタッパーに色移りしてしまった場合の対策についても確認していきましょう!

タッパーの色移りを落とす方法
タッパーの色移りを落とす方法①:キッチンハイター等の漂白剤
一番効果的な方法が、キッチンハイターなどの台所用漂白剤を使う方法です。
キッチンハイターは塩素系の漂白剤で、酸素系の漂白剤よりも強力なパワーで漂白してくれるというメリットがあります。
ただし、使い方には十分に注意が必要なので、使い方や使用上の注意はしっかり確認しておく必要がありますね。
必ず換気をすることや、酸性のものとは混ぜずに単独で使うことなどが重要ポイントです。
漂白剤にも様々なタイプがありますが、特に使いやすいのは、キッチン泡ハイターです。
汚れが落ちにくいタッパーのすみっこの部分にも泡が密着して落としてくれるので、泡タイプのキッチンハイターがオススメです♪
タッパーの色移りを落とす方法②:砂糖
砂糖はタッパーの色移りを落とすのに効果的です。
しかも、とっても簡単に色移りしたタッパーをキレイにすることができちゃいます!
必要なものと手順は次のとおりです。
必要な砂糖の量と手順
- 準備するもの:砂糖大さじ2〜3杯、スポンジ
- 手順:
- タッパーに砂糖を入れる
- 少量の水を加えてペースト状にする
- スポンジで円を描くように優しく擦る
- 5分程度放置してから水で洗い流す
砂糖の量は、タッパーのサイズに応じて調整してください。小さめのタッパーなら大さじ1杯程度でも十分効果がありますよ。
タッパーの色移りを落とす方法③:重曹
重曹は油汚れを落とすときによく使われますが、タッパーに色移りしてしまったときにも効果を発揮してくれます。
そのまま水に溶かしても良いのですが、お湯に溶かしたり、電子レンジを使って加熱すると、さらに効果が高くなります。
重曹ペーストの作り方と使用法
- タッパーの底にまんべんなく重曹を振りかける
- 沸騰させたお湯を注ぐ
- お湯が冷めるまで放置する
- 食器用洗剤で洗う
重曹は天然素材なので、小さなお子様がいるご家庭でも安心して使用できるのも嬉しいポイントです。
塩素系漂白剤と違って匂いも気にならないのもメリットですね♪

タッパーへの色移りを予防する方法
色移りを落とす方法も大切ですが、そもそも色移りを防ぐことができれば、こうした手間を省くことができます。
ラップやクッキングシートを活用
直接触れさせない工夫
タッパーに食品を入れる前に、食品とタッパーが直接接触するのを避けるのが効果的です。
例えば・・・
- ラップを敷く:タッパーの底と側面にラップを敷いてから食材を入れる
- クッキングシートを使用:耐熱性があり、油分も吸収してくれる
- アルミホイル:酸性の強い食材にも対応
このように、ラップなどを使って食品とタッパーが直接接触してしまわないようにすることで、漂白する手間が少なくなりますね!
ただ、これでタッパーへの色移りを防ぐことができても、匂いは移ってしまうこともあります。
そのため、色移りや匂い移りがしにくい容器に保存するのが、個人的にはベストな方法だと感じています。
色移りや匂い移りしない保存容器とは?
プラスチック容器のデメリット
安くて使いやすいプラスチック製の容器ですが、便利なプラスチック容器にも次のようなデメリットがあります。
- 素材の特性上、完全に色移りを防止することは難しい
- 繰り返し使用することによる劣化で色移りしやすくなる
- 細かい傷がつきやすく、そこに色移りしてしまいやすい
- 熱による変形で色移りしやすくなることも…
このように、完全に色移りを防ぐことは難しいんですね…
色移りをしっかり防ぐなら耐熱ガラス容器がベスト!
こうした問題を根本的に解決するのが、ガラス製の保存容器です。
耐熱ガラス容器のメリット
- 色移りも匂い移りもなし:表面が滑らかツルツルだから汚れが付きにくい
- 透明で中身が見やすい:中身が見えて管理しやすい
- 見た目がかわいい:シンプルなデザインだからそのまま食卓に出せる
- 再加熱も簡単:電子レンジやオーブンで温められるからラクチン!
- 洗い物が少なくなる:保存容器をそのまま食卓に出せるから、洗い物が激減!
実際に5年以上耐熱ガラス容器を使用してきましたが、正直なところ、もうプラスチック容器に戻れないというのが本音です。
確かにプラスチック製の容器に比べると少しだけ値段が高いですが、長期的に見れば経済的で、何より日々のストレスから解放されるのは大きなメリットです。

色移りや臭い移りに悩まされることがなくなり、ストレスも激減しました!
それに見た目が可愛いので、そのまま食卓に出すこともでき、洗い物も少なくなります♪
まとめ
このように、タッパーの色移りは、キッチンハイターや砂糖、重曹など、身近な材料を使って落とすことができます。
ただ、頑固な色移りの場合は完全に色を落とすことが難しい場合もあるので、予防策としてラップやクッキングシートなどを使って、タッパーと食品が直接触れるのを避けるのが効果的ですね!
また、もっと根本的な対策として効果的なのが、耐熱ガラス容器への切り替えです。
プラスチック製の容器よりも少しだけ値段が高いというデメリットはありますが、長期的にはコスパが良いですし、色移りや匂い移りのストレスから解放されるのは大きなメリットですよ~
実際に5年以上使ってみて感じたメリットやデメリットは、こちらの記事で詳しくレビューしていますので、ぜひご覧くださいね↓↓
それでは、最後までご覧いただきありがとうございました!