このタッパー、レンジで使っても大丈夫かな？
溶けたり変形したりしない？
「レンジOK」とか「耐熱温度120℃」などの
表示があるタッパーならレンチンできますよ♪
食品を保存しているタッパーを、そのまま電子レンジで温めようと思ったときに、本当に電子レンジを使っても大丈夫なのか疑問に感じることありますよね。
ときどき、「タッパーを電子レンジでチンしたら溶けた」という話を聞くと、ちょっと不安になるものです。
そこでこの記事では、タッパーが電子レンジで溶けてしまう原因や、電子レンジに対応しているかの見分け方・選び方について、分かりやすく解説します。
これから新しくタッパーを購入しようと考えている方や、今使っているタッパーがレンジOKかどうか気になる方は、ぜひ参考にしてくださいね。
我が家ではそのままレンチンできる耐熱ガラス容器を使っています！
溶けたり変形する心配もなく、そのまま食卓に並べても全く違和感がない
デザインなのでかなり重宝しています♪
タッパーは電子レンジで使っても大丈夫？
結論から言うと、電子レンジ対応のタッパーであれば問題なく使えます。
ただし、すべてのタッパーがレンジOKというわけではありません。
材質によって、電子レンジが使えるものと使えないものがあるんです。
プラスチック製のタッパーのうち、ポリプロピレンという「PP」と表記される素材の場合は、熱に強い性質があるので、電子レンジが問題なく使えるケースが多いです。
一方、一見同じように見えるプラスチック製のタッパーでも、ポリスチレンという「PS」と表記される素材の場合、耐熱性が低く、電子レンジで加熱することで溶けたり変形するおそれがあるので、電子レンジを使用することができないので注意が必要です。
このように素材によって違いがあるプラスチック製のタッパーですが、パッと見ただけではポリプロピレン（PP）なのかポリスチレン（PS）なのか見分けがつきにくいですよね。
そこで、レンジOKかどうかをもう少しわかりやすく見分ける方法もチェックしていきましょう！
レンジ対応タッパーの見分け方は？
電子レンジに対応しているタッパーは、パッケージや本体の底面に「電子レンジ可」「耐熱温度140℃以上」などの記載があります。
購入する時や実際に電子レンジで温める時には、以下のポイントをチェックしてみてください。
見分け方のチェックポイント
- 電子レンジOKのマークがある（波線マークや「microwave safe」など）
- 耐熱温度が140℃以上と表示されている
- 材質が「PP（ポリプロピレン）」である（一般的に電子レンジ対応）
逆に、「PS（ポリスチレン）」や「PE（ポリエチレン）」などは耐熱性が低く、電子レンジには不向きです。
購入時にはパッケージをチェックするのが安心ですね。
また、タッパーは電子レンジに対応していても、蓋の方は対応していないというケースもあるので、蓋も電子レンジが使えるか、購入する際には要チェックです！
こんな使い方はNG！タッパーが溶ける原因とは？
電子レンジ対応と表示されているタッパーでも、使い方によっては溶けたり、変形したりする場合があります。
次のような使い方には注意しましょう。
NGな使い方例
- 電子レンジ非対応のタッパーを加熱する
- 長時間、または高出力で加熱する
- 油分・糖分の多い食品（カレー、ミートソースなど）を加熱する
- フタを完全に閉めたまま加熱する（内部圧力で破損の原因に）
タッパーの材質によっては、耐熱温度を超えると部分的に溶けてしまったり、変形してしまうケースがあるため、加熱時間には気を付けたいですね。
また、カレーやミートソースなどのとろみがある食品の場合、部分的に強く熱が伝わって、その部分が溶けたり変形することもあります。
カレーなどを温めるのもダメではありませんが、できれば耐熱性の他の容器や食器などに移し替えてから温めるのが安心ですね。
カレーをチンするとタッパーが溶ける？変色やこびりつきの原因は？
ところで、「カレーをタッパーでチンしたら、底がざらざらになった」「色が落ちなくなった」という経験はありませんか？
私も前にカレーをチンしたら、
底がザラザラになったことがありました…
カレーなどをチンするとタッパーが溶けたり変形する理由は…
- カレーや油分の多い料理は高温になりやすく、タッパーに負担がかかる
- 表面がざらざらになるのは、プラスチックが熱で劣化しているサイン
- 強くこびりついたり、色が移って落ちなくなることも
こうした劣化が見られるタッパーは、電子レンジ使用を控えるか、買い替えを検討するタイミングです。
特に、ガラス製や耐熱性の高い容器を使うと、色移りや劣化の心配が減るのでおすすめです♪
電子レンジでも安心！おすすめのタッパー素材と選び方のコツ
電子レンジでも安心して使えるタッパーを選ぶなら、次の素材・特徴に注目しましょう。
安心な素材・特徴
- PP（ポリプロピレン）製：軽くて扱いやすく、電子レンジ対応が多い
- 耐熱ガラス製：においや色移りに強く、長持ちしやすい
- 耐熱温度140℃以上と記載されたもの
選ぶときのポイント
- パッケージや底面表示をよく確認する
- できればフタもレンジ対応のものを選ぶ（蒸気穴付きだと便利）
- 使い捨てではなく、繰り返し使える品質のものを選ぶ
IKEA、無印良品、ジップロックブランドのタッパーなど、信頼できるメーカーの製品もおすすめです。
まとめ：レンジ対応タッパーを選んで、安心して使おう
電子レンジでタッパーを使うときは、
- 電子レンジ対応かどうかを事前に確認
- 素材や耐熱温度をチェック
- 高温になる食品や長時間加熱は注意
といったポイントをおさえておくことで、溶けたり変形するトラブルを防げます。
また、そもそも電子レンジで加熱しても溶けたり変形しない保存容器を使うなら、耐熱ガラス容器がおすすめです。
私も5年以上使っていますが、溶けたり変形しないだけではなく、色移りや匂い移りもなくて清潔に使い続けられています。
実際に使ってみたレビューもこちらの記事でご紹介していますので、よかったらぜひぜひご覧くださいね↓↓
それでは、最後までご覧いただきありがとうございました！
